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One Floor
平家住宅のススメ
敷地に余裕があると、ぜひ平家住宅をおすすめします。 平家住宅は、上下間の移動がないため住みやすく、平面計画の自由度も広く、また構造的にも安定し無理をする必要がありません。 屋根の形も自由にでき、どの部屋でも上部に窓を設けたり、小屋裏物置を設けることが可能です。
しかし、平家住宅はお金がかかると思われがちです。屋根面積、基礎面積が2階建て住宅に比べて増えるため、坪単価が上がりやすいからです。 ところが、平家住宅は階段、それに伴う廊下等の空間を作る必要がなく、2階建て住宅と比べて面積が少なくてすみます。だいたい3坪くらいでしょうか。 また、2階建て住宅と比べて、梁の大きさが小さくなり、配筋量が少なくすみます。 以上の点から、建物の大きさにもよりますが、総工事費としては2階建て住宅と差はないものとなります。
すべての居室を南側に配置
すべての居室を南側に配置し、日当たりを確保し、庭との関係を強いものとしています。
自由な天井高さ
屋根のこう配は自由になり、また天井の高さも自由となります。この例では4.5寸勾配の屋根としました。瓦屋根とすることが可能です。
通風の確保
建物には、風の入口と出口を必ず確保するようにします。これにより、心地よい風が建物内を通り、冷房機器なしで過ごせる期間を長くすることが可能です。
深い庇
深い庇を備えます。深い庇は、夏の強い日差しを遮り、冬の温かい日差しを建物内に取り入れる役割を果たします。また、建物を雨風から保護します。
高い断熱性能
屋根、壁、床に十分な断熱材を入れ、窓などの開口部のには、ペアガラスを用います。
風除室
玄関は風除室として、外の温度が建物内に直接影響しないように活用します。
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しかし、平家住宅はお金がかかると思われがちです。屋根面積、基礎面積が2階建て住宅に比べて増えるため、坪単価が上がりやすいからです。 ところが、平家住宅は階段、それに伴う廊下等の空間を作る必要がなく、2階建て住宅と比べて面積が少なくてすみます。だいたい3坪くらいでしょうか。 また、2階建て住宅と比べて、梁の大きさが小さくなり、配筋量が少なくすみます。 以上の点から、建物の大きさにもよりますが、総工事費としては2階建て住宅と差はないものとなります。